「世界遺産富士山」のまち富士宮市及びその周辺をメインに、観光・イベント・グルメ等各種情報を掲載しています。

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静岡、山梨、神奈川の3県などで構成する富士山火山防災対策協議会によって、富士山ハザードマップの改定作業が現在行われており、先般(2020年3月30日)その中間報告がされたところです。その改定作業によって噴火想定エリアが拡大し、今までより詳細な予測が示されるものと思われます。それらの予測は静岡県土木総合防災情報富士宮市防災マップによって今後の防災活動に反映されていくことでしょう。
が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これらの情報は災害によって刻々と変わる状況変化や想定外の事態への対応、特に避難経路決定の際の情報源としてはあまり有効に機能するとは思えません。これらの問題を解決する手段として、Live Cameraの活用が最初に思い浮かびますが、色々と調べていくうちに、既存のWEBサイトのLive Cameraにも大きな問題があることに気付きました。その問題とは

① 行政のWEBサイトのLive Cameraは国、県、市といった行政分担エリアによって分断されており、統合された情報となっていません。(散在するWEB情報を時間をかけて探すことになります。)
② 民間のWEBサイトのLive Cameraは富士山全体を映す「富士山ライブ」ばかりで、しかも故障中や廃止したままのサイトが多くて信用できません。
③ 大沢以外の富士山の沢の情報が公開されていません。弓沢川や風祭川などは過去に雪崩による大災害が発生している非常に危険な沢です。

で・・・・・(話が飛びますが)・・・・・・・・・・・試しに「富士宮版」防災用Live CameraのWEBサイトを作ってみました。スマートフォンや携帯電話にも組み込めるプラグイン型にしました。著作権や信頼性の面でめんどくさそうな民間企業等の画像は使用するのをやめました。③については今後の課題・・・m〇m

それがこれ↓



↓Live Cameraの設置場所です。河川の氾濫、道路の積雪情報、道路の渋滞情報として利用できます。
camset.jpg

↓このプラグインをスマ―トフォンや携帯にブックマークしたい方はこちらです。
qrlivecamera.gif
http://shibakin.starfree.jp/livecamera/

【 ご利用上の注意 】

※ 当プラグインではJavaScriptを使用しています。ご利用の際にはブラウザ設定でJavaScriptを有効にする必要があります。大概、有効になってますけど・・・・
※ Live Cameraの画像は自動更新されません。更新する場合は「画像」ボタンを再度クリックして下さい。
※ 回線状況等により画像の表示や更新に時間がかかる場合があります。「画像」ボタンを押した場合、画像が変更されたことをご確認してください。Live画像を直接クリックすると画像が拡大表示され、画像が確認しやすくなります。
※当プラグインにおける情報に対して責任はもちません。←←結構重要

text by shibakin

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富士宮市内を流れる潤井川(源流は大沢)と芝川(富士川の支流)は市内を北から南に並行して流れる川です。この二つの川は狩宿付近で約200m位の距離に最接近しますが、合流せずに、潤井川は田子の浦へ、芝川は富士川へと流れています。
↓は富士宮市内を流れる潤井川と芝川の鳥瞰図です。狩宿付近で最接近して南下した二つの川はその後、羽鮒丘陵と星山丘陵によって大きく離れます。これらの丘陵は安居山断層と大宮断層によって生まれたものです。現在のJR身延線は西富士宮駅を通過すると北から南に大きく反転して羽鮒丘陵と星山丘陵の間を抜け富士川に出て再度北進して甲府に向かいます。実はこのルートは、かつて羽鮒丘陵と星山丘陵が隆起する以前の大昔、潤井川が富士川へと合流していた時代の川筋だそうです。
shibakawa1-1.jpg

↓富士宮市街地は富士山から流れてきた溶岩や土砂が大宮断層によって堰き止められて出来た平野です。
富士宮市街のでき方

芝川→→芝川断層、
潤井川→→安居山断層+大宮断層 の隆起によって流れが堰き止められています。更に潤井川は狩宿付近では芝川断層からの影響も受けています。

↓は狩宿付近で最接近する二つの川の平面図です。潤井川が芝川へと流れ込まないのは、芝川側の土地が芝川断層によって大きく隆起しているためです。狩宿付近で二つの川の姿を比較すると大きな違いを発見することが出来ます。富士山世界遺産の「白糸ノ滝」は芝川断層の隆起によって、潤井川(大沢)の土砂から守られてきましたが、降水量の多い災害時には大沢崩れの「岩樋」という場所からあふれ出た土砂が見返り沢から猪ノ窪川に流れ込み「白糸ノ滝」まで到着することもあるようで、富士砂防事務所によって大規模な砂防工事が行われています。
shibakawa1-2.jpg

↓富士山の大沢崩れから流出した土砂が多い潤井川では堆積作用が浸食作用より勝っているので平坦な姿となっていますが、反対に芝川は、川の水の流れによる浸食作用が土砂の堆積作用より勝っているため、渓谷のような姿となっています。
shibakawa3-1.jpg

↓狩宿の駒止橋から北側を望む。大沢崩れの土砂による堆積が多く、普段は穏やかで平らな潤井川。
駒止橋(狩宿)からの潤井川

↓狩宿大橋から南側を望む。川岸が厳しい渓谷となっている芝川です。写真左側に潤井川が流れていますが、芝川断層により土地が隆起していて潤井川の侵入を防いでいます。一般的に滝は長い歳月をかけて上流へと移動するといわれています。ここからすぐの上流に「白糸ノ滝」があります。あ~~~っ、そうだったのか。大昔、ここが「白糸ノ滝」だったのか。そう思うと、すべてが腑に落ちます。
狩宿大橋からの芝川



【 おまけ 】

天気も良く、久々に白糸周辺を徘徊してきました。白糸自然公園にはミツマタの花が綺麗に咲いていました。↓(3月19日撮影)ミツマタは紙幣の原料で、昔は白糸周辺で栽培されていたそうです。白糸ノ滝の橋の裏手にミツマタに関連した石碑があったけど、そのウンチクはパス。
ミツマタと富士山

白糸自然公園から白糸ノ滝へ向かうと、なにやらC3POのようなモニュメントがありました。いい感じ↓
なんじゃこれ

少し行くと右側に平成棚田へと向かうハイキングコースだろうか?新たに道が出来ていて水の音がチョロチョロとしていたので下りてみると「白糸ノ小滝」を発見↓これは平成棚田へと向かう水路?
ミニ白糸ノ滝

「白糸ノ小滝」から更に下ると、富士山ビューポイントを発見↓そこにはなんと「小田貫湖」までありました。これって棚田?
ミニ田貫湖

今回はここまで。

さらにおまけ↓
狩宿の鉄橋から2kmくらい西の場所に大倉川ダムがあります。富士宮にダムが?と思うかもしれませんが、大倉川は芝川の支流で、ダムには普段は水が殆どありませんが災害時の治水対策として造られました。
→→大倉川ダムの360度パノラマ写真はこちらから

→→芝川(柚野)の360度パノラマ写真はこちらから

→→芝川(内野大橋付近)の360度パノラマ写真はこちらから

→→潤井川河川敷緑地の360度パノラマ写真はこちらから

text by shibakin



新幹線・新富士駅は1988年に開業してから30年以上経過していますが、駅が在来線(東海道線の富士駅)から離れているため、当時からその不便さを指摘する声が多くありました。そんな不便な駅ではありますが、建設となった背景には、当時の静岡県知事が地元を代表する有力企業出身であったことに加えて、ある宗教団体の輸送という大きなニーズがあったことも否定できません。それでは富士山観光のハブ駅としてのニーズはどうであったかというと、その頃は観光といえば貸切バスが主流で、駅からのデスティネーション(目的地)といえる場所は、宗教団体の関連施設以外は微々たるものでした。現在はその宗教団体の輸送も消滅し、更に地元有力企業の衰退等もあって問題解決のハードルは更に複雑で高くなってきています。

観光客は交通アクセスが整備されていなければ来ないのか?それともデスティネーションが無いから来ないのか?その議論は不毛ですが、結果として企業は利益を追求しなけらばなりません。富士山が世界遺産に認定され、デスティネーションらしきものが体系的に整備されてはきましたが、この程度ではまだまだ魅力不足です。また観光地へのアクセス手段は、その採算性だけではなく環境への配慮といった難しい問題もあります。長い間正解を見つけられずここまで来ましたが、現時点で考えられるモア・ベターな解決策を考えたときに、タクシーの体質改善とその積極的な活用が最初に思い浮かんできます。何故、タクシーに注目しているかというと①「生産性」が悪く、まだまだ改善の余地が十分にあること②真の富士山の価値を理解する顧客に、真のホスピタリティーが提供できる交通手段であるからです。以下、その説明を・・・・・


1.タクシーが注目される時代背景

右肩上がりを続けてきたインバウンド客による国内観光もコロナウィルス騒動によって大打撃を受け、受け入れ側もそのリスクに気が付き始めました。また、急激なインバウンド増加による日本人客離れやマナー違反による観光公害も年々増加しており、観光地の受け入れ側はかなり疲弊しています。また、インバウンド客の中にも今までのメインであった「爆買い格安ツアー客」層だけでなく、「プレミアムマス」層という新しいインバウンド市場(客層)が現れてきています。プレミアムマスとは中国をはじめアジア経済が急成長する中で生まれた上位クラスの中間層で今までの「爆買い格安ツアー客」に比べ所得や教養が高くパッケージツアーや爆買いをしないのが特徴です。最上位クラスのVIP(上位クラスの上位)が旅行の滞在期間が短いのに対して、プレミアムマスは郊外の観光地を長期滞在するのが特徴です。日本が国策として推進するIR誘致のメインターゲット客もインバウンドのプレミアムマスです。

2.現在のタクシー業界は「生産性」が低く、まだまだ改善の余地が十分にある。

外国の富裕層にとって日本は「安すぎる国」ともいわれています。現状のタクシー料金でも外国の富裕層にとっては、決して高くはありません。その証拠に彼らはタクシーを1日貸切って下駄がわりに使います。新幹線・新富士駅からの交通アクセスが悪いという指摘を多く受けていますが、昼間の公園の駐車場にはエンジンをかけっぱなしで昼寝をしているタクシーばかりです。一方では交通アクセスが不足しているといい、もう一方では仕事がないというミスマッチな状況があります。こうなってしまう一つの理由として観光を斡旋する側に「プレミアムマス」という存在が理解されていないことがあると思います、また、もう一つの理由として現在のタクシー業界が提供する低いサービスに対して、現行料金が見合ってないという利用者の不満があげられます。簡単に言えば「タクシーは料金が高い」というイメージや先入観です。タクシー業界も生産性を上げる工夫やサービスの向上をすれば、まだ料金体系が改善されるはずです。また、配車アプリを使って外国のようにタクシーが相乗り出来る未来も見えつつあります。まだ規制緩和というハードルもありますが時間が解決すると私は楽観視しています。

3.タクシーは真のホスピタリティーを提供する交通手段である。

昔は観光地へのアクセス手段といえば貸切バスが主流でしたが、国内においては既にマイカー、都市間長距離バスや飛行機にシフトしています。また、インバウンド客においては「爆買い格安ツアー」から「プレミアムマス」へと客層がシフトしつつあります。大きな視点で見ても、これからの高齢化社会において国内産業全体の「生産性の向上」が求められています。そういった社会環境のなかで、路線バスや貸切バスを利用するお客をターゲットとした今までの生産性の低い富士山観光にバラ色の将来が見えるでしょうか?日本の観光地は格安インバウンドによって破壊され、疲弊しています。真の富士山の価値を理解する国内観光客やインバウンドのプレミアムマスに対して、高級ホテルのリッツカールトンやペニンシェラが提供するような真のホスピタリティーをタクシーも提供でききるはずです。山梨県側のタクシーを利用したことのある人なら感じたことがあると思いますが、山梨県側のタクシーの運転手は「ドライバー」というよりも「車を運転する観光ガイド」といったような感じで、そこに多くのヒントがあります。高級ホテル並みのホスピタリティーを目指す理由は、そのサービスに見合った高い生産性にあります。

【 おまけ 】

ウニモグツアーバス
↑オーストラリアのツアーバス
「やったけど、やっぱりダメでした・・・・・」と、つまらない富士山世界遺産を巡る路線バスを走らせても結果は見えています。皆さんお利口ですから口に出しては言いませんが、その程度のことはわかっているはずです。関係したみんなが不幸になりますから最低限のインフラ程度に抑えて深入りしないことです。それでもエネルギーがあまっているのなら富士宮駅から富士山麓の荒野を巡るツアーバスを走らせたらどうでしょうか?富士宮市内には国立公園の規制から外れた富士山扇状地等の絶好な場所が多くあります。似たような計画では、近々新富士駅から田子の浦港を水陸両用車が走るようです。外国のオーストラリアでは雨期になると優れたオフロード性能を持ったウニモグがツアーバスとして活躍しています。また、イタリアのエトナ火山では、観光客を火口のクレーターまで運ぶツアーをこのウニモグ(定員20名)で行っています。

ウニモグの走行性能
↑ウニモグの走行性能を示した写真
ドイツ・メルセデスベンツ社製のウニモグは知る人ぞ知るオフロードカーの世界最強車両。私もかつて仕事で運転したことがありますが、ギヤシフトの多彩さや走行性能には驚愕しました。ウニモグを採用すれば、アプローチが難しかった富士山の荒れ地でも安全に観光客を目的地まで送ることができます。

text by shibakin