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若獅子神社は富士宮市上井出にあった陸軍少年戦車兵学校の出身教官・生徒あわせて約4,000名のうち、太平洋戦争で亡くなった600余名の御霊を祭った神社です。この神社の周辺にはかつて陸軍少年戦車兵学校があって、その面影がまだ数多く残っています。今回は元陸軍少年戦車兵学校の構内跡地を巡るツアーの紹介です。

若獅子神社に関する過去の記事↓
http://fujisanwalker.blog.fc2.com/blog-entry-77.html
http://fujisanwalker.blog.fc2.com/blog-entry-192.html

若獅子神社の駐車場に設置されている元陸軍少年戦車兵学校の構内図↓これがどうも、現在位置と比較してイメージが湧きません。
元陸軍少年戦車兵学校構内図

若獅子神社に車を置いて、元陸軍少年戦車兵学校の周りにあったとされる川と橋を目標にして歩いてみました。そこでやっとその輪郭がイメージ出来るようになりました。現在の地図に元陸軍少年戦車兵学校の構内図をオーバーラップするとこのようになります。
元陸軍少年戦車兵学校エリアの現在と昔の比較↓
元陸軍少年戦車兵学校エリアの現在と昔の比較

元陸軍少年戦車兵学校跡地を巡るツアーは若獅子神社の駐車場に車を置いて距離で2.5km、徒歩で約1j時間のコースとなります。
元陸軍少年戦車兵学校跡地巡りの道順↓
元陸軍少年戦車兵学校跡地巡りの道順

【若獅子神社の駐車場(スタート)】
若獅子神社の駐車中に車をおいて東側の門から、時計方向に巡ることにします。(写真の右側です。)
若獅子神社からの富士山

【燃料脂油庫】
若獅子神社から南に下って、東側にある最初の道を曲がり進むと、かつての燃料脂油庫が当時の姿で残っています。
若獅子神社近くの燃料脂油庫

【必中橋】
戦車学校らしいネーミングの橋が現存しています。
必中橋

【若桜神社】
道なりに南下するとお墓があります。良く見ると東開拓記念墓地公園とあります。ここがかつての若桜神社です。(若桜神社は曽我物語の舞台となった「工藤祐経の墓」の隣にある丘陵地に移設され、現在に至っています。)
若桜神社(現・東開拓記念墓地公園)

【防空壕】
東開拓記念墓地公園内の片隅には防空壕が残っています。
防空壕

【表門】
国道139号線の地下道を渡り西に曲がると直線道路があり、そのまま進むと上井出スポーツ広場(野球場)の入口があります。ここの入口がかつての学校の表門(正門)です。現在の若獅子神社の門柱はここにあった門柱を移設したものです。
表門があった場所
現在の上井出スポーツ広場(野球場)には学校本部や一般講堂がありました。
上井出スポーツ広場

【将校集会所】
将校集会場があった場所には現在、富士開拓農業組合の施設があります。門柱は多分、当時のものと思われます。
将校集会所があった場所

【燃料脂油庫】
上井出スポーツ広場(野球場)の横の道を北に上ると公民館が左にあります。その上にかつての燃料脂油庫が当時のままで残っています。
学校本部近くの燃料脂油庫

【礼儀橋】
上井出小学校の正門前には小さな橋があります。これがかつての礼儀橋だと思われます。
礼儀橋
上井出小学校の門柱も貫禄があります。恐らくこれも当時のものでしょう。
上井出小学校の門柱

【信儀橋(現・若獅子橋)】
富士急送の前を通って北上すると国道139号線の上井出ICに出ます。そこに若獅子橋という名前の橋がありました。恐らくこの橋か、またはこの周辺が信儀橋があった場所と思われます。歩道がないので車には注意して、国道139号線の高架トンネルを抜けましょう。
信儀橋(現若獅子橋)

【武勇橋】
国道139号線の高架トンネルを抜けHKS物流センターの横に生活排水を流すような小さな川があります。この川に架かっている橋が恐らく武勇橋でしょう。
武勇橋

【忠節橋】
更に北上すると若獅子神社に戻ります。若獅子神社の西側にある小さな橋が恐らく忠節橋でしょう。
忠節橋

【若獅子神社の正門(ゴール)】
左に曲がると若獅子神社の正門(ゴール)となります。お疲れ様でした。この門柱はかつての学校の表門からここに移設されたものです。
元陸軍少年戦車兵学校の門柱



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すでにTVや雑誌で有名な蕎麦屋「富士山白糸庵」の紹介です。場所は白糸ノ滝近くフジヤマ病院の裏あたりです。メニューについては「そば定食900円(税込み)」で迷わず決まりでしょう。詳しい事はホームページで・・・・・私がここで紹介したいのは、この店が白糸自然公園を起点とした「平成棚田ノルディックウォーキングコース」の食事休憩所として、上手に組み込まれている点です。田舎の食事処のセールスプロモーションの手法として参考になるかと思います。

この日はあいにくの曇り、天気が良ければ店から富士山が大きく見えます。
白糸庵外部

店の内からも天気が良ければ富士山が・・・・・
白糸庵内部

店内に飾ってあった「富士山」日の出年間記録の写真。富士山の頂上から右半分ほとんどの広範囲から出るのですね。知らなかった。これどうやって調べたんだろうか?山岳シュミレーションソフト「カシミール」でも多分出来るのだろうけど、自分の目で確認したとなると感激ですね。
富士山日の出位置

「そば定食900円(税込み)」↓女性や年配の方ならこれでOK、がっつり行きたい方は大盛り300円プラス。そばと同料金でうどんメニューもあります。単体だと「もり・かけ700円」「おろし900円」「山菜てんぷら100円」と手頃な価格で人気
そば定食900円

私が訪れた日はおばちゃん4人で営業。2時を過ぎ私一人となったのでおばちゃん達も食事をしていました。許可をもらって撮りました。恥ずかしがるかと思っていたら、どうぞ・・・・と、場慣れしていました。TVでは地元の方が多いと聞きましたが、おばちゃん達に聞いたらウォーキングの方が多いという話でした。やっぱりそうだったか・・・
白糸庵スタッフ

店の中でなく店の外に公園並みのトイレが完備、休憩できる東屋もあって食事をしなくても平成棚田を歩くトレッキングコースの拠点となっています。商売上手。
白糸庵トイレ

富士山本宮浅間大社の横には富士山の湧水によって出来た湧玉池という池があります。この湧玉池は国の特別天然記念物に指定されています。(湧玉池は世界遺産富士山の構成資産の一部でもあります。)この天然記念物という制度にはランクがありまして、市町村指定→都道府県指定→国指定とランクが上がっていきます。国指定の天然記念物は更に普通の「天然記念物」とそれよりランクが上の最上格「特別天然記念物」に分けられています。
最上格の「特別天然記念物」は日本全国で75件しか指定されておらず、指定されるには文化財保護法に基づき国宝や重要文化財並みの価値があるものを文化庁が厳選し指定します。ちなみに75件の内訳は動物が21件、植物が30件、地質・鉱物が20件、天然保護区域が4件となっています。静岡県には「特別天然記念物」が2件ありまして、なんとその2件とも富士宮市内にあります。そのひとつが「湧玉池」で、もうひとつは「狩宿の下馬ザクラ」です。国内で指定された数だけを比較すれば「特別天然記念物」に指定されるには世界遺産に登録されるよりも、難関であったに違いありません。世界遺産富士山の構成資産のひとつ白糸ノ滝ですら湧玉池と狩宿の下馬ザクラよりも格下の「天然記念物」となっています。文化庁データーベースには以下の解説があります。

【湧玉池】
富士山の裾野に湧出する地下水の湛えられたるものにして淺間神社の境内にあり熔岩の裂罅を潜りて流下せる水はこの附近數ヶ所より地上に噴出す清冽なる水は集まりて一の河流となり其の流量は季節により増減あれども三島神社附近に於ける噴泉に比べて著しく大なり、新期火山の裾野に於ける最大の湧泉として著しきものなり。
富士山の裾野に湧出する地下水の湛えられたもので、浅間神社の境内にある。熔岩の裂罅を潜って流出した水はこの附近数ヶ所から地下に噴出する。新期火山の裾野における最大の湧泉として著名のものであり学術上特に価値が高い。
【狩宿の下馬ザクラ】
下馬桜は頼朝下馬桜、駒止桜、駒繋桜等の別名がある。富士山南面裾野の上部にある白山桜の一変形に属する代表的巨木で若葉は赤色、花は初め淡紅色、後白色となる。地上3尺6寸の高さにおける幹囲8.48メートル、枝張東西21.81メートル、南北16.33メートルである

数多い富士山周辺の湧水地の中でも湧玉池からは圧倒的な水量(毎秒2.1トン)が湧き出て神田川となって流れています。
IMG_4387.jpg

湧玉池「特別天然記念物」の指定範囲の図↓水屋神社横の上池が1/4位指定範囲外になっているのは何故だろう?なにかありそうですね。
湧玉池指定範囲

狩宿の下馬ザクラ↓源頼朝が富士の巻狩りの際、この桜の木に馬を繋いだらしく、樹齢が800年以上、日本最古級の山桜らしいです。桜は見かけによらない。
狩宿の下馬桜